ChatGPT pluginsがいよいよ公開されました。この記事ではpluginsの設定方法と使い方、オススメのプラグインの一覧を紹介します。
ChatGPT pluginsは、ChatGPT Plus限定の追加機能
ChatGPT Plusの特別な機能として提供されているChatGPTプラグインは、従来の範囲を超えてユーザーに新たな体験をもたらします。これまで、ChatGPTの回答はChatGPT自身の学習範囲に限定されてきました。
今後は、Wolframのような計算サービスやExpediaのようなホテルや航空券情報サービスと連携し、ChatGPTの利用可能な範囲を大幅に拡大します。
ChatGPT Plusは有料版として提供されています。詳細はこちらをご確認ください。
ChatGPT plugins の設定方法
pluginsの有効化
「Settings」→「Beta features」から、「Plugins」の項目をONにしてください。この機能はベータ版ということで、不安定であったり仕様が変わる可能性があることに注意してください。
プラグインを選択する
ChatGPTのホーム画面に、「No plugins enabled」とプラグインが選択されていないボタンが表示されます。これをクリックしましょう。
Plugin storeが表示されます。気になるプラグインを選択し、インストールしましょう。
インストールしたプラグインが、追加されました。
旅行・外食にオススメのプラグイン
Expedia
ホテルや旅行券、レンタカーを扱うサービスです。ChatGPT pluginsでは、旅行プランの提案やそれに適したホテルの提案、最新の価格を調べることができます。
食べログ
日本発のサービスで現状数少ないプラグインとなります。質問から、オススメのお店を提案してもらうことができます。
学習にオススメのプラグイン
Speak
音声認識+人口音声で、英会話練習ができます。
Wolfram
Wolframは、様々な数学を解くことができるサービスです。Wolfram alphaと連携し、これまでChatGPTが苦手としていた計算をWolframと連携し、計算の補助ができるようになりました。
仕事の補助にオススメのプラグイン
AskYourPDF
指定したURLのPDFを分析し、要約や質問ができるようになります。
Zapier
ZapierはGoogle Sheets・Trello・Gmail・HubSpot・Salesforce など、5,000 以上のアプリと連携できるRPAツールです。ChatGPTと連携することで、会話しながらメールの操作やシステムからデータの取得ができるようになります。
WebPilot
URLを指定して、要約や質問などができます。商品名と価格を表形式で出力させるなど、スクレイピングのような使い方もできます。
誤った情報を出力する場合もあるので、ファクトチェックは相変わらず必要です。
Show Me
ダイアグラムを書いてくれるプラグインです。出力されたモデルはMermaidというダイアグラムやチャートを描画できるオンラインエディタにて、手動で編集できます。
その他でオススメのプラグイン
PromptPerfect
入力したプロンプトを最適化するプラグインです。ChatGPTの回答精度を向上させるようなプロンプトに自動的に置き換えてくれます。ChatGPTだけでなくStableDiffusionやMidjorneyなどの画像生成AIのプロンプトにも対応しており、足りない情景を書き足し、より表現力豊かなプロンプトに置き換えてくれます。
プロンプトに「perfect」という一文を沿えることで、この機能が利用できます。
ChatGPT pluginをどんどん活用して効率化しよう
ChatGPT pluginsには新たなプラグインが日々追加されています。常に最新の情報をチェックして、乗り遅れないようにしましょう。