ChatGPTにオススメのパソコン5選と推奨スペックを解説!

本記事では、ChatGPTを快適に利用するために選ぶべき最適なPCをご紹介します。ChatGPTを始めたい方や、ChatGPTをきっかけにAI学習を始めたい方にぴったりの情報です。

ChatGPTはクラウド上で動作するため、低スペックなPCでも問題なく使えますが、多くの方が他のタスクもこなしたいとお考えでしょう。そこで、以下のような用途に応じた最適なPCを提案します。

  • ChatGPTやOffice製品など、一般的なソフトウェアをスムーズに動かしたい方
    → コストパフォーマンスに優れたPC
  • ChatGPTだけでなく、画像生成系AI(Stable Diffusion等)やディープラーニングなどの機械学習にも取り組みたい方
    → 高性能で拡張性のあるPC

それぞれの用途に最適なPCを選ぶポイントと、おすすめのモデルを詳しく紹介します。

パソコンオタク歴25年のYA-TANが自信をもってオススメします!

目次

2. ChatGPTとは: クラウドで動作する会話AI

ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能モデルで、文章生成や質問応答など多様なタスクに対応できます。このAIはクラウド上で動作するため、インターネット環境があればあらゆるスペックのPCで利用できます。

そのため低スペックPCでも問題なく動作し、手軽にAIの力を活用できるのが大きな魅力です。

まだChatGPTを利用したことがない方は、次のページから使い方を確認しましょう!

パソコン選びのポイント: ニーズに合わせた最適な1台の見つけ方

パソコン選びでは、まず自分のニーズを明確にしましょう。以下のポイントを押さえて、最適なPCを選びましょう。

用途に合わせたスペックの選定

用途に応じて必要なスペックが異なります。ChatGPT利用だけを考慮すれば、低スペックPCでも十分ですが、画像生成AIや機械学習を含む高度なタスクをこなしたい場合は、ハイスペックなPCが必要になります。

CPU性能

CPU

CPUはパソコンの処理能力を担う重要な部品です。高性能なCPUを搭載したPCは、複雑な計算やデータ処理が得意で、効率的に作業を進められます。用途に応じて、適切なCPU性能を選びましょう。

ChatGPTだけならCore i3 or Ryzen 3で十分。
画像生成AIや機械学習をするならCore i7 or Ryzen 7以上を選ぼう!

メモリ容量

memory

メモリ容量は、複数のアプリケーションを同時にスムーズに動作させる能力に関係します。メモリ容量が十分であれば、快適なマルチタスクが可能です。一般的な作業には8GB程度のメモリが必要ですが、高負荷なタスクを行う場合は、16GB以上を検討してください。

ともかく16GB以上なら安心!

グラフィックス性能

graphiccard

グラフィックス性能は、画面の表示速度に大きく影響します。3Dゲームを遊ぶのなら、この項目は重視しましょう。

また、このグラフィックス性能は画像生成AIや機械学習の処理スピードや品質に大きく関わります。高性能なグラフィックカードを搭載したPCは、GPUによって並列処理能力が高いため、大量のデータを扱うAIや機械学習タスクを効率的に実行できます。

これらの用途に重点を置く場合は、NVIDIAのRTX4070番台以上の、高性能なグラフィックボードを搭載したPCを選ぶようにしましょう。ちなみにRadeonはAIと相性が悪いことが多く、基本的に推奨されません。

ChatGPTを使うだけならグラフィックス性能は低くてOK。
画像生成AIや機械学習を使うならNVIDIAのRTX4070以上のグラフィックボードを選ぼう!

ストレージ容量とタイプ

storage

ストレージ容量は、データやアプリケーションの保存スペースに関わります。大容量のストレージを搭載したPCは、多くのデータを保存できます。一般的に、500GB以上のストレージ容量があると、OSやアプリケーション、データファイルなどを快適に保存・管理できます。特に画像生成AIを利用する場合は、多くの画像を保存する必要があるため、1TB以上の容量があると安心できます。

また、タイプにはHDDとSSDがあり、それぞれ特徴が異なります。HDDは大容量のデータを低価格で保存できる利点がありますが、読み書き速度が比較的遅いです。一方、SSDは高速な読み書きが可能で、パフォーマンス向上に寄与しますが、価格はHDDに比べ高くなります。用途や予算に応じて、適切なストレージ容量とタイプを選びましょう。

ストレージは必ずSSDを採用したPCを選ぶこと。
少なすぎると困るから500GB以上をオススメ!

ChatGPT向け:コストパフォーマンスに優れたモデル

ChatGPTは低スペックのPCでも動作しますが、ほとんどの方はWordやExcelのMicrosoft Office製品やYouTubeなどの動画を閲覧されるでしょう。そのような一般的な用途を満足する、最低限のスペックは次の通りです。

部品名必要スペック
CPUCore i3, Ryzen3 以上
メモリー16GB以上
ストレージSSD 500GB以上
グラフィック指定なし
ChatGPT向け必要スペック

【Lenovo】IdeaPad Slim 5シリーズ

LenovoはIBM、FUJITSU、NECなどのPCメーカーを買収した、世界最大手のPCメーカーです。コストパフォーマンスの高いPCを多く手掛けています。

その中でもIdeaPad Slim5シリーズは、特にコストパフォーマンスが高いことで有名なシリーズです。ChatGPTだけでなく、ExcelやWord、YouTubeなどもスムーズに動作する性能を備えています。 ストレージも500GBと最低限の容量を備えており、ヘビーに使わなければ問題ありません。 液晶もそれなりに綺麗なので、写真加工などにもおすすめです。

どれを買えばいいかわからない方は、これを買っておけば間違いなし!

グラフィックカードがついていないので、3Dゲームは諦めましょう。

【Lenovo】LOQシリーズ

続けてLenovoからの紹介。それだけコストパフォーマンスの高いモデルが多いメーカーです。

LenovoのLOQシリーズは、コストパフォーマンスに優れたゲーミングノートPCです。実は、ゲーミングPCはAIの処理も高速化します。グラフィックカードはAIの処理にとても効果的なのです。

正直なところ、同価格帯ならばデスクトップPCの方が優れています。しかし、スペースの問題でノートPCしか選択肢がない方に、とてもオススメのPCです!

ノートパソコンでも高性能モデルが欲しい方にオススメ!

重たいので、外に持ち出しづらい。処理が重くなると排気音がうるさい。

【NEC】LAVIE DIRECT GX

NECは、日本の電機メーカーですが、パソコンを売っている部門はLenovoと合併会社となります。サポートと品質の評判が高く、パソコン初心者にオススメのメーカーです。

この製品も、ChatGPTだけでなくOffice製品、YouTubeなどのサービスが余裕で動作します。また、グラフィックカードが搭載されており、PUBGやフォートナイトなどの3Dゲームもそれなりに楽しめますよ。箱が大きい分、重い処理をしてもファンがうるさくなりません。

サポートを重視する方や、3Dゲームや動画編集もちょっとしたい、という方にオススメ!

正直、コスパはかなり悪いです。

本格的にAIを始める方にオススメなPC3選

Stable Diffusionなどの画像生成AIや機械学習は、とてもたくさんの計算が必要です。1回の処理を行うのに、とても時間がかかります。正直なところ、どれだけの性能があっても足りません。

頻繁に利用することを想定されている方は、少なくとも以下の性能を満たしながら、財布と相談しつつできる限り高性能なPCを選びましょう。

部品名必要スペック
CPUCore i7, Ryzen7 以上
メモリー32GB以上
ストレージSSD 1TGB以上
グラフィックRTX4070 以上
本格的なAIを始める方にオススメのスペック

【Lenovo】Legion Tシリーズ

Lenovo Legion Tシリーズ

Legion Tシリーズは、ゲーミング向けデスクトップモデルです。コストパフォーマンスと品質ともにオススメできる製品です。

3Dグラフィックスを高速に動作させるグラフィックボードが搭載されおり、高速な並列処理が必要なAIも快適に動作します。冷却性能も高く長時間負荷をかけた場合でも安定して動作します。AIの処理は数分から長ければ数時間、負荷をかけっぱなしなので冷却性能はとても大事です。

もし、StableDiffusionなどの画像生成AIが動作するPCを求めている方は、GeForce RTX4070以上を搭載したモデルを必ず選ぶようにしましょう。RTX4070とRTX4060では、動作速度が全く異なります。

迷ったらこれを選ぼう!画像生成AIで遊ぶ方はRTX4070以上がオススメ!

突出した弱点はなし!カラフルに光るPCが苦手な方はいるかも。あと、すこーしうるさい。

【TSUKUMO】G-GEARシリーズ

TSUKUMOは、日本のBTOパソコン・パーツ販売ショップです。パソコンのカスタマイズに評判があり、自分好みのPCを注文することができます。

TSUKUMOのG-GEARシリーズは、特にゲーマー向けのハイスペックなパソコンがラインナップされています。性能の高いグラフィックボードが搭載されているため、AIの処理も高速に動作しますよ。

また、高耐久のパーツが搭載されており、AIの長時間負荷をかけるような過酷な環境にも耐えられる設計になっています。

StableDiffusionで画像生成をしたい方は、ビデオメモリが多く積まれているRTX3060 12GBモデルがカスタマイズで選択できるのでオススメです。お安いですよ。

もし財布に余裕のある方は、RTX4070を搭載したモデルがよいでしょう。重いゲームやAIが高速に動作しますよ!

自分好みにパーツを選べる柔軟さが魅力的!

標準で搭載されている純正のCPUファンは貧弱。カスタマイズで高性能なファンとグリスを選択しよう!

まとめ:

パソコン選びでは、用途やニーズに応じて適切なスペックのPCを選ぶことが重要です。

CPU性能、メモリ容量、グラフィックス性能、ストレージ容量とタイプ、持ち運びやすさ、デザイン性、そして予算とコストパフォーマンスを考慮し、最適な1台を見つけましょう。この記事が、あなたのPC選びに役立つ参考になれば幸いです。

適切なPCを選んで、クラウド上のChatGPTをはじめとするAI技術を最大限に活用し、より効率的で楽しいデジタルライフを送りましょう!

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この記事を書いた人

元プログラマーのパソコンオタク。ChatGPTをきっかけにAIの凄まじさを認識し、ブログで情報発信を行う決意をする。基本インドアだが稀に山を登りごく稀にキャンプをする。

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