ChatGPTよる文章校正・添削の方法4選!誤字脱字のチェックはAIに任せよう

proofreading

文章を書いた後、文章校正を他人に頼む環境はありますか?ライターでもない限り、一人で読み直して手直しすることがほとんどではないでしょうか。

そこで今話題のAIのChatGPTの登場です。これを利用すれば、次のようなことができます。

  • 文法・スペルのチェックができる
  • 適切な語彙の選択
  • 文章の構成と流れを整える
  • テンポとリズムを整える

この記事を通じて、ChatGPTを用いた効果的な文章校正テクニックを学び、より魅力的で読みやすい文章を書くためのスキルを獲得しましょう!

目次

ChatGPTは文章のスペシャリスト

ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能(AI)ベースのチャットAIです。自然言語処理技術を活用して、人間が書いたかのような文章を生成できます。

記事の自動生成やプログラミングなど様々な利用方法が提案されていますが、文章校正もとてもよい利用方法です。

ChatGPTはインターネットの記事から品質のよい記事に限定して学習しているので、美しい文章を書くことができます。また、文法チェックや文章構成の改善などの提案なども得意です。

ChatGPTの登録方法と使い方は、次の記事を参考にしてください。

なぜ文章校正は大事なのか?

正確な情報を相手に伝えるため

校正を行うことで、文法や表現が正確になり、メッセージが受け手に正確かつクリアに伝わります。逆に校正を行わないと、読者に勘違いをさせてしまい誤った情報を広めてしまいます。

読者に信頼感を与えるため

誤字脱字や文法の誤りがある文章は、信頼性が低いと見なされがちです。校正を通じて、文章の質を高めることで、読者に安心感を与えることができます。もし読者に信頼性が低いと見なされると、せっかく書いた文章を途中で読まなくなってしまうかもしれません。

修正コストがかかるため

個人のブログなどは誤った文章をすぐに修正できるかもしれませんが、出版物や記事の提供はそうもいきません。修正するのに大変なコストがかかってしまいます。出版社に勤められている方は校正担当に指摘されるかもしれませんが、そうでない方は自分であらゆる手法・ツールを利用して徹底的にチェックする必要があります。

文章校正のポイント

情報の内容

ブログ記事を書く際には、情報の正確さと信頼性を確保することが重要です。十分なリサーチを行い、最新の情報を提供しましょう。また、主張や意見に根拠があることを確認して、読者に有益な内容を提供することが求められます。

誤字脱字のチェック

文章を校正する際には、誤字脱字のチェックが欠かせません。読み返しを何度も行い、スペルミスや入力ミスがないか確認しましょう。一般的に間違いやすい単語やフレーズにも注意を払ってください。また、他の人にもチェックしてもらうことで、見落としがあれば発見できます。

文法の確認

ブログ記事の品質を高めるために、正しい文法を使用することが重要です。主語と動詞の一致や、助詞の使用、時制の統一など、文法ルールを遵守しましょう。文法チェックツールを利用することも効果的です。

構文が整っているか

文章の流れや構成が整っているかを確認しましょう。段落を適切に分け、論点ごとに整理して、読みやすい文章構造を作りましょう。また、過度な長文や短文の連続を避け、バリエーション豊かな表現を心がけることが望ましいです。

一貫性の確認

文書全体を通して一貫性があるか確認してください。これには、用語の統一性、表記揺れの修正、時制の統一などが含まれます。

ChatGPTのプロンプト例

次の文章を校正します。意図的に間違いや、読みづらい文章を含めています。

エントリーシートを作成する際に、CatGPTを利用する事で様々なメリットが有りますが、あの中の1つに執筆時間の効率があり、普通であれば自分で文章が考え、書き起こす必要がありますが、ChatGTPを使えば、ある程度の文翔wo生成してくれるため、時間と手間を大幅に削減することが出来ます。 新卒採用の方は研究や大学院入試と時期が重なる入もいるかもしれません。えんとりーしーとを書く時間はそれなりに時間がかかるため、時間を節約できるのは有難いですね。 転職の方は、外車に勤めながら職務経歴書を書く事になります。残業の多い会社に勤められている方は時間を捻出するのも大変でしょう。是非ChatGPTを使ってみて下さいね。

校正を行う

最もベーシックなプロンプトです。

プロンプト

次の文章を校正してください。

結果は次の通りになりました。

校正を行った例

「CatGPT」や「文翔wo」など、明らかな誤字・脱字をしっかりと修正しています。また、「、」が多く続いていてダラダラとしている文章が直されおり、読みやすくなりました。「事」や「出来る」など、漢字をひらくべき箇所もいくつか修正されており、このプロンプトだけでかなり読めるレベルに校正されることがわかりました。

ただし、「転職の方は外車に勤めながら」は、「会社」に直して欲しいのですが、この箇所は直されませんでした。このようにすべての間違いが修正されるわけではないので、人の目でしっかりと確認することも依然として必要です。

エントリーシートを作成する際に、ChatGPTを利用することで様々なメリットがあります。その中の1つに、執筆時間の効率化があります。通常、自分で文章を考え、書き起こす必要がありますが、ChatGPTを使えば、ある程度の文を生成してくれるため、時間と手間を大幅に削減することができます。新卒採用の方は研究や大学院入試と時期が重なる場合もあるかもしれません。エントリーシートを書く時間はそれなりにかかるため、時間を節約できるのはありがたいですね。転職の方は、外車に勤めながら職務経歴書を書くことになるかもしれません。残業の多い会社に勤めている方は、時間を捻出するのも大変でしょう。ぜひChatGPTを使ってみてください。

誤字・脱字のチェック

「校正を行う」とほとんど同じ校正を行いますが、修正量が若干抑えられています。必要最低限の修正を行うときに有効です。

次の文章の誤字・脱字を直してください。

結果は次の通りになりました。

単純に校正を依頼した前の例では「普通であれば自分で」の箇所が「通常、自分で」と直しましたが、この例ではそのままとなっています。

エントリーシートを作成する際に、ChatGPTを利用することで様々なメリットがありますが、その中の1つに執筆時間の効率があります。普通であれば自分で文章を考え、書き起こす必要がありますが、ChatGPTを使えばある程度の文書を生成してくれるため、時間と手間を大幅に削減することができます。新卒採用の方は研究や大学院入試等と時期が重なることもあるかもしれません。エントリーシートを書く時間はそれなりにかかるため、時間を節約できるのはありがたいですね。転職の方は、外資に勤めながら職務経歴書を書くことになります。残業の多い会社に勤めている方は時間を捻出するのも大変でしょう。

漢字の閉じ・ひらき

これまでの校正でもある程度の漢字の「ひらき」を行っていましたが、より詳細に指定したい場合は、変換リストを用意します。

プロンプト1

次に、漢字をひらがなに直すルールを説明します。理解したら「わかりました」と答えてください。
様々 → さまざま
是非 → ぜひ
沢山 → たくさん
・・・

プロンプト2

このルールに基づき、次の文章を修正してください。

結果は次の通りです。

漢字のひらきを修正した例

この例も、一般的な校正を行っています。さらに、前の例では修正されなかった「さまざま」や「ぜひ」などが、事前に指定した変換リストに基づいて修正していることがわかります。

構文・文章の流れの整理

構文・文章の流れを整理するのは、少々難しいです。ここでは、まずは文章を箇条書きで説明させ、それに基づき新たに文章を書かせることで、ChatGPT自身に文章構造を考えさせる方法を紹介します。

プロンプト1

次の文章を箇条書きで説明してください。

プロンプト2

その箇条書きに基づき、新たに文章を書いてください。

結果は次の通りです。

文章を箇条書きで説明させる
まずは文章を箇条書きで説明させる
箇条書きを元に文章を書かせる
次に箇条書きを元に文章を新たに書かせる

ChatGPTがCatGPTのままの箇所もありますが、文章の構造がかなり変わりました。こちらの方が読みやすいですね。

文章を添削し、より優れた表現にする

文章の添削も可能です。添削理由の理由も付け加えることで、次の文章を書くときに改善につながります。

プロンプト

次の文章を添削してください。
[条件]
・テーブル形式で出力してください。添削前,添削後,理由を含めてください。
・分かりやすく簡潔な文章を提案してください。

試しに次のように指示してみました。

文章の添削をテーブル形式で指示
文章の添削をテーブル形式で指示

結果は次の通りになりました。

テーブル形式で添削結果を教えてくれた

ブラウザの拡張機能を使うとより便利に

PCで作業をしている方は、ブラウザの拡張機能を利用すると校正・添削作業がより便利になります。校正前・校正後の比較が赤・緑と色分けされ、校正する文章の反映を部分的に行えるようになります。

【editGPT】【TrackChangeGPT】がおススメです。ぜひチェックしてください!

editGPT

【文章校正GPT】で冗長な文章表現/漢字の閉じ・開きにも対応

ChatGPTを自由にカスタムできるMy GPTs機能が公開されました。これにより、文章校正に特化したChatGPTが作成できるようになりました。

私が作成した【文章校正GPT】は、通常のChatGPTに加え、次の内容を学習しています。ChatGPT Plusユーザーはぜひ使ってみてください。

  • 「することができる」「できないわけではない」などの冗長表現の修正
  • 「殆ど」「概ね」など、ひらがなで書く場合が多い漢字の修正(漢字の閉じ・開き)

まとめ

この記事では、ChatGPTを利用した文章の校正方法について説明しました。ChatGPTを活用することで、文法・スペルチェックや文章構成の改善など、効果的な文章校正を行うことができます。ただし、ChatGPTの提案を鵜呑みにせず、適切な判断を行うことが大切です。ぜひ、ChatGPTを使って、より魅力的で読みやすい文章を書くスキルを向上させましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元プログラマーのパソコンオタク。ChatGPTをきっかけにAIの凄まじさを認識し、ブログで情報発信を行う決意をする。基本インドアだが稀に山を登りごく稀にキャンプをする。

目次